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★堺線香の工場見学に行ってきましたよ。






遠くから
アロマセラピストでアロマセラピスト養成校講師のお友達が
やってきましたよ


せっかくならば、かおりに由来のある場所へ
ご一緒したいではないですか!


ということで、思いついたのが【堺線香工場見学】


堺線香協同組合とかいうところにお電話して
「工場見学させていただける会社さんをご紹介いただけませんか」
とたずねると
「市役所にたづねてください」

言うていただき
堺市役所のものづくり支援課へお電話


そして
「中区(わたしの実家)の貴田と申します。
急なんですが、あした、どこか
お線香工場を見学させていただける会社さんがあれば
ご紹介いただけませんでしょうか」
と訪ねたら
「あした〜!?
しかも、工場見学は、基本、10名以上の団体様向けなんですよ」
といいつつも
わたしの
「遠くから、アロマセラピストで
アロマセラピスト養成校講師をしているお友達がやってきて
あした、急遽、あうことになったのですが
彼女はまもなく日本を離れるのです
その前に、堺の線香づくりをみせてあげたくて・・・※◎◆☆α¢§¬†÷」

続くおねだりに
「そうなんですね、探してみますね!」

お忙しい中を、動いてくださいました


そうして、快くひきうけてくださったのが
【奥野晴明堂】さん


泉陽高校
(与謝野晶子、橋田壽賀子さんや沢口靖子さんなどが卒業され、堺ではちょっとした有名校)

殿馬場中学校

すぐそばにある
櫛屋町の工場へお伺いしましたよ



工場に近づくとなんともしあわせなかおりが
あたりにただよっています


こんなかおりにつつまれているご近所さんはいいなぁ



香木をミルにかけたパウダーが
たくさんありました


さわらせてくれたり
焚いてかおりをためさせていただいたり


いっこいっこのかおりたちがどこからやってきたか


精油と香木の発するかおりのちがいだとか


なんで堺に線香の文化があるかだとか


千利休のお茶とお香文化についてだとか


の、おはなしをいっぱいしてくださいましたよ


お香は、中国から伝わり
とおくとおく昔から日本にありました


十二単の女性が、香をたきこめている場面が
源氏物語などに出てきたりしますよね


堺は長崎と並ぶ貿易の街


東南アジアや中国から輸入されてきたお香が
堺を通過して
都へわたっていき
上流貴族たちの手元に届きました


その香をつくる技術を学ぼうと堺の薬屋さんが
韓国にわたり、そして、その技を持ち帰って
堺で線香づくりをはじめたのが最初


その後、一般の人たちも
お香を楽しんだり
お仏前に燻らせたりするようになります


最盛期には120件もの工場があったそうです


ですが、第二次世界大戦で
堺は大空襲にあいます


多くの線香工場も再生できないほどに
なってしまいました


そうして、戦後は
線香づくりのメッカは
淡路島へと移行していきます


なんで、淡路島?


それは、淡路島はもともとは漁業の街


お魚がいなくなるシーズンは
漁師さんたちは
地方へ出稼ぎに出ていたのだそう


堺の線香工場へいらしていた方も
たくさんなんだそうです


戦火で、堺の線香工場が崩壊的になったこともあり
堺の線香職人さんと
淡路で技術を持つ本業漁師、季節線香職人さんたちとが
淡路島に線香工場をスタートしたのが
今に至るそうです


なので、淡路島での線香づくりの歴史は
戦後あたりから
実はとっても最近の出来事なんですね


ちょうど、こないだの週末にわたしが淡路島にドライブに行ったときに
通った線香工場が並ぶ街に
とてもきれいで大きな線香工場がありましたよ


そこの工場も、元をたどると
戦前、奥野晴明堂さんに季節労働で働きにきていた漁師さんが
スタートしたのだそう


「へー」「ふむふむ」「へー」と
感心と納得とで
うなずいてばかりのわたしたちでした


現在、全国の線香市場での堺線香のシェアは30%
それを、5軒ほどの線香工場が担っているそうです


でも、線香のユーザーはやっぱりおじいちゃん、おばあちゃん
高齢化で、需要は減っていってるのだそう


今後、若い方達に使ってもらえるように
新しいものを模索中なのだとか


日本の伝統技術だから
そこのところも大切にしなければいけないし
難しいところです



いっぱいいっぱいお話をいただいて
実際のお線香づくりの行程も見せていただきましたよ




まずは、香木をチップ⇒粉粉にしましょうね
これは白檀の木
なんで、まるい穴穴があいているかというと
数珠玉をとったあとの残りの木なんだとか




いろんな香木からとったこなこなや





精油(アロマテラピーで使うものとおんなじ)や
合成香料などを調合し
粘着材とあわせ、ねりあわせます




そうして、パスタマシーンのでっかいのんみたいな機械に
投入しましょうね




うい〜ん
お香が出てきました
これ、300本




段ボール紙でキャッチします




なが〜いお線香の長さを切りそろえるベルトコンベアーへ
右のでっかい車輪みたいなのがカッターです





長さがすっきりそろって出てきましたね





次は乾燥です


段ボール紙がじわりじわり香の水分をすいますよ


そして、でっかい扇風機で段ボールの水分を飛ばしますよ


今の時期だと、だいたい2日間で完全に乾燥するそうです




乾燥したら、お香マダムたちが
検品し、束ねていきます


曲がっていたり、短かったりしたお線香は
破棄するのだそうですよ


もったいない〜
けど、高品質な商品を出荷するためですね



ぜんぶぜんぶが手作業なんですね


みなさんの愛情を巧みの技のブレンドですよ


ご案内してくださった奥野さんに
「こんなにいいかおりに毎日つつまれていたら
イライラすることなんてないでしょう!?」
と、おたずねしたところ
それはやっぱり別みたいですw


でもね、お香づくりにたづさわる職人さんたちは
みんな、長生きなんだそうですよ


これって、アロマテラピーの歴史に出てくる
昔、チフスがヨーロッパに大流行したときに
次々と人々がおなくなりになる中
元気にしている人たちの共通点を調べたら
みんな香料商人だった、っていう行に
なんとなく似ていますよね





あー、楽しかった〜


お香がもっともっと大好きになりましたよ


お友達も、お写真をパチリパチリ
楽しんでくれていたようで
わたしもうれしかったです


よし、このお話は、これから授業の中で
生徒さんたちにもお伝えしていきましょうね


「べっぴんさんふたり」とおほめもいただき
仲良しになれたので
また、マミーセラピーのゲストのみなさん
グループのみなさん
と、みんなで見学に行けるようなツアーを企画しますね


堺っ子の誇りがうずうずして
ついつい堺っ子体操です


奥野晴明堂さん
堺市役所ものづくり支援課で迅速に対応してくださったmさん
ありがとうございました


奥野晴明堂



今宵もあなたが植物のかおりにつつまれて
ちょうどにステキな夜になりますように




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by kobe-aroma | 2011-07-29 22:22 |  ・・アロマニア
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